「…あ?」
「そうやっていつも自分の思い通りにならないからって不機嫌になってると…。」
パシッと腕を掴まれました。
私はそれに引き摺られて澤田さんの後ろから出ていく。
「な、っ。」
「お前、酒飲ませたのか?」
「んなことしねーよ。」
海はそれを聞いて、お財布からお札を何枚か出して店の出口に向かった。
「またね、雨水ちゃん。」
軽やかに手を振って笑う澤田さんは、きっとこれを予想してたんだと思う。
海に引っ張られて来たところは、ホテル。
「海っ…ん、」
噛みつく勢いでキスをされて、服の中に手が入ってくる。
「…あ…。」
自分の甘い声に赤面した。



