Night Large Snake


澤田さんとはそんなに仲良く無いけど、どこか茨に似ている。

「ほら、もっと食べな。」

フォークに刺さったパイナップルを差し出された。

それを受け取ること無く私は、上を見上げた。

近くに誰かが来たと見てみただけ。

「…海。」

思いっきり不機嫌な顔でこちらを見ている。

「さわ、澤田さんっ!」

「何!?」

澤田さんの後ろに隠れると、海からの黒いオーラが強くなった気がする。

「お前が女と歩いてんの見て、自分も浮気しようと思ったんだと。」

澤田さんは落ち着いて、事を説明してくれる。