その用にも頭がいったけど、ベルを鳴らした海に顔を上げる。 誰も出ないで、日本の伝統的な引き戸が開く。 最初は自動!?と驚いたけど、中に人がいた。 …怖い。 耳にピアスをつけている人は何度も見たことはあるけど。 なんだか目つきが、本職…。 私の足が止まるのを感じたのか、海が手を引っ張ってくれる。 「ここでお待ち下さい。」 通された和室に正座する。 …泣きたい。 九条さんは友達。 ここは友達の家。 友達の家なのに…! 怖い犬がいるみたいで緊張がとれない。