目が覚める。

近くにガラステーブルと私の教科書が置いてあった。

「…んー…。」

少し伸びをして、息をついた。

ソファーに寝ていて体にはタオルケットが掛かっている。

腕時計が目に入る。

なんだ、まだ11時。

早く寝よ………。

「!?」

私はガバッと起き上がる。

ここ、溜まり場だ!!

そして10時を過ぎている腕時計を見てパニックに陥る。

この時計が壊れていれば良いのに。

そんなしょうがない事を考える。

まず、海を起こしに行こう。

と立ち上がろうとした。