自分を見る目が、不審者扱いじゃないのを確信して、 女の子に事情を説明した。 ――――――――――――――― ―――――――――― ――――――― 「なーるほど…♪」 ニヤリと柚莉が笑う。 「良いアイデアでしょ?」 「もちろんです♪」 咲と柚莉は、含み笑いをこぼした。 「それでは…作戦④スタート!」 咲が、杏樹の入院中から考えていた作戦を決行しようとしていた。 これが、 杏樹の文化祭を大きく変え 嵐を起こす………