イチャイチャしている二人を視界に入れないように、仕事をする。




マリナから撮影の衣装を受け取った時……




「残念ねぇ〜♪陸にフラれちゃって〜♪」

「・・・・・・。」


意地悪く笑いながら、見下された。


無言のまま、次の衣装を渡す。


「やっぱりブスはムリだって言ってたわよ?マリナには敵う女なんていないんですって♪」

「・・・・・・・。」


歯を食いしばり、下を向いて耐えた。




「今日の夜、ご飯食べに行くの♪その後〜…マリナも食べられちゃうかもっ!?キャー恥ずかしい////」


頬を染め、キャッキャッと騒ぐ。


「失礼します…………」

「…身の程知らずのバカ女」


頭を下げ、衣装ルームに戻ろうとしたら…背中越しに、笑われた。




その翌日からだった。


あの悪夢が再開されたのは……