地味子の秘密 其の弐 VS金色の女狐



頭がついていかない。




「な……なんで…?」


もう一度見上げた。



「お前と遊ぶの飽きた。」


「飽きた………?」


「興味なくなったんだよな」

「え……………」

「元々…お前なんか体以外興味ねぇーし?」

「か…ら……だ……?」


「だって、Eカップだろ?ヤるのには最高じゃん!」

「……………。」


「感触も良かったし、遊ぶにはちょうど良かったんだよ」

「……付き合ったのは、体が目的だったの?」


「当たり前だろ?…じゃなきゃ、誰がお前みたいなブスを相手にするかよ(笑)」



ケラケラと爆笑する陸…。



「………本気で言ってるの?」


「本気も本気!そのキモい顔を胸に埋められても、胸糞悪いんだよ!」