「真っ赤な顔して…

林檎じゃねぇか……?」



あたしの顔を覗き込む。



「う、うるさい…//////」


「ふーん…俺にそんなこと言って良いんだ?」


「へっ…………!?」



甘いキスのご褒美




髪を手に絡め、後頭部を引き寄せる。



体は横向きになり、陸の膝の上



集団宿泊の肝試しの時みたい……





あの時と違うのは

陸と両思いであること




気持ちが繋がってからのキスは

すっごく甘くて…嬉しくて

とろけそうになる……




「………ふぁ………」



舌が絡まると

それは一層強くなる。











カクン………



体に力が入らなくなり、陸にもたれ掛かった。