その300人の中に、陸がいて…




出会えたこと





あたしを見つけてくれたこと






全てのことに『ありがとう』と言いたくなった。









「………陸?」




「ん…?」







「……………大好きっ」






「……俺の方が上だから」




クスクスと見つめあいながら笑った。










大好きな陸の体温を全身で受けて






甘い痛みを体に残して









夜を明かした