「…………!?」 固まる陸。 地味子の格好をしているはずが… メガネ…ネクタイ…スカート… 本来の姿に戻っていた。 周りの男子達が、じぃーっと杏樹を見ている。 杏樹が陸を見て ニコッと微笑んだ。 顔を真っ赤に染める男子達……。 「……こーなるから、嫌だったんだよ………」 陸は、これから杏樹を巡って 男子達の戦いが始まることを考え 頭を抱えた。 本人を見ると、柚莉と楽しそうに談笑している。 「……全く、人の気も知らないで。」 周りの女子達に聞こえないように、呟いた。