ただの遊び……じゃなく、アキちゃんを男として意識してしまってからの仕事は辛いばかりだった。 彼の声で名前を呼ばれ、私は見知らぬ人と個室へ消えていく。 嫌じゃないの? 私が他の人と裸になって触れ合う事。 そして……その体を後から抱く事。 それでも、店を辞めるような事があれば、私とアキちゃんの接点は完全に無くなってしまう。 その方が怖くて切ないから、見えないマジックミラーの向こう側。 私は笑顔を作る。 せめて店長であるアキちゃん自慢の、風俗嬢でいる為に。