「ううん大丈夫、一気に力が抜けちゃって」
シエナに支えられてもう一度立ち上がった。
「君花」
シンがすぐに近くに来て私をシエナからひっぺがした。
「あっシン何するのよ」
「シエナお前君花に触るな」
なんで?
シエナは女の子でしょう?
シンは私を後ろからきつく抱き締めた。
カアアアアアアと体が赤まる
「何すんのよ!!」
バッチ───ン
という鈍い音がしてシエナの笑い声が響く。
「わあっシンごめんん」
慌てシンの頬を手で抑えた。
「えっ!?君花っ」
シンが私の手に手を重ねる。
「なななに!?」
「冷たすぎるだろ手のひら」

