「なるほど、確かに瞳の色が違うね。だけど、二人とも驚くほど美しく綺麗な青だ。嘘じゃない」 僕がそう口にすると、二人とも気を良くしたのか、『仕方ねぇな、何でも訊いてくれ。喋れる範囲なら全部教えてやるよ』とまたも声を重ねた。