「アンタ一体私のことどう思ってんのよ！？」


抗議の声は、けれど正直な所は仕方ない事かなとは思う。


どう思ってるもなにもおもいっきり「欠陥」とか言われてるじゃん。


「誰も近付かなかった『雷姫』に兵庫君は無謀にもアプローチし続けた◆◇皆はそんな彼を『雷姫』をなぞらえて『勇者』と呼んだんだ♂♀」


「「「……」」」


僕。それから茜子、柿宮は何とも言えない表情になった。


うん、なんかもう。そんな二つ名ならいらない…。


「さ♂時間も余りないからね♂そろそろ始めるとしようか＃」


人のチームにダメージを与えるだけ与えて開始しようだなんて、恐ろしい男だ…。










心的大ダメージを受けた桃東先輩と真乃枇杷のジャンケンの結果、生徒会側の先攻が決まった。


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