僕は、どうしたものかと頭を抱えた。
確かに、百井にそんなに気になるなら、話しかければどうかと言ったさ!
言った…言ったが、あそこまで馬鹿だったとは…。
さっき、早乙女さんとの待ち合わせ場所に向かう途中で、百井からメールが来たのだ。

『告ってきた(*^-')b』

この時点から、ある程度の状態は予想していたが、校門が見えてきた瞬間、
…本当に文字通り頭を抱えた。