「…先生、貴方という人は。」 「ん?」 僕は、ひたすら走る。 息がきれる。 体が熱くほてって、口の中に唾がたまる。 それでも、走る足を止められない。 君に言いたいことは、最初から分かってた。 僕は、君の話しを聞いた。 君を、美しいと思ってしまった。 …伝えたい。