【完】先輩と保健室で




でも……

どちらにせよ先輩は、私のケーキを美味しいって言ってくれた…。


「……ふふ。」


「なに笑ってんの?」


そう言う先輩に、「別にー」と私はニヤケ顔で言った。

そんな私を、先輩は少し不思議そうに見ている。


「あ、じゃあもう行かないと…」


勇悟をあまり待たせるわけにもいかないし……


そう言って私は、保健室の扉に手をかけた。