「悩んでた…?」 「はい、何か凄く悩んでる様子でした…。」 私がそう言うと、「ああ。」と言いながら首を縦にふる。 「悩んでたよ。」 「え??」 「“とても”おいしいか“凄く”おいしいか。」 ………え?? 「とてもか…凄くか??」 「うん。」と先輩は、首を大きく縦に振って私を見た。 「どう違うんでしょうか??」 「凄くの方がいい…絶対。」 拳を前に出して力説する先輩に、「はあ…」と私は頷いた。