そんなに考えるということは、別においしくもなければマズくもないという事だ。 うーん…頑張って夜なべして作ったんだけどな…… 私の肩が、少し落ちる。 「凄く…おいしかった。」 「え……?」 「マズいはずがない。」と、先輩にしては強い口調で言った。 「ほ、本当ですか!?」 「そんなに、驚くこと?」 「え、いやだって…」 先輩は凄く考えてたから、特別おいしいと言うわけでもないのかと…… でも、“凄く”おいしいって… 「先輩、なんであんなに悩んでたんですか??」