先輩はまだケーキには手をつけず、皿においてケーキを鑑賞しているようだ。 「あ、俺ちょっと手洗ってくる!体育ん時から洗ってないんだった!!」 そう言って、勇悟は慌ただしく保健室を出て行った。 「すいません、慌ただしくて…」 「別にいい。けど…」 「本当に幼なじみなだけ??」と、先輩は私を見て聞いてきた。 「え……?」 それって…どういう意味?? 「あの、それって―――…」 「あ。」 先輩が突然、私の言葉を遮って手を伸ばしてきた。 そのまま、私の唇に先輩の指を滑らせる。 「先輩…っ!?」