先輩は、警戒心むき出しで勇悟をまじまじと見ている。 「あ、私の幼なじみの高橋勇悟。私と同じ普通科の同級生です。」 「どうも。」と言って、勇悟は先輩にお辞儀をする。 「あの、ケーキ持ってきたんですが、勇悟も一緒に……」 「ケーキ…」 先輩はそう呟くと、私にどんどん近づいてくる。 「あ、先ぱっ……」 「何のケーキ??」 首を傾かせて、先輩は私にそう言ってくる。 「あ、今日は張り切ってフルーツケーキにしてみました。」 「フルーツ…」