見とれていると、いきなり先輩の腕が私の腰に回されて、いきなり抱きつかれてしまった。


そのまま腰に回した腕に力をいれて、先輩は顔を私にスリ寄せる。


「せ、先輩っ…!?」


「ん……」


さらに私にくっつき、頬をこすりつけてそのまま寝ようと……


「せ、先輩起きて下さいよっ!!」


私は先輩の体をバシバシ叩き、なんとか起こそうとする。