「もう先生嬉しいっ!!」 「そんな勝手に…あなたは人に聞いてからと言うことをしないんですか??」 う…何だか熊切先輩、すごく怒ってない…?? 「いいじゃなあい!最優秀賞なんてなかなかとれないわよ!?」 キャハキャハしながら、先生は本当に興奮状態だ。 落ち着けと言う方が、無理なような気がする…。 「あ、これから先生はそのコンクールの書類書かなきゃなんないのよ、じゃあまたね!!」 そう言って、嵐のように先生は保健室を出て行った。