「あの…熊切先輩から“ケーキは持って来なくていい。”と言われまして……」 「ったく、智の奴…何を考えてんだよ…。」 ブツブツ言いながら、たんたんと作業を続ける。 「あの、もういいんです。」 「よくないっ!!」 東雲先輩はそう叫んで、拳をバンッとテーブルに叩きつけた。 「え、あの……」 「ああ、ごめん!つい感情が爆発しちゃった……」 「えへへ」と笑いながら、東雲先輩は私を見つめた。