そのまま先輩は、私の首筋に噛みついた。 「ひゃっ!?」 痛いよ… 何が? 心がだよ…。 「…あっ…!」 先輩が私の耳を何度も甘噛みするもんだから、声が押さえられない。 何で…こんな… 「……鮎川?」 「せん…ぱい…?」 先輩は何故か、私の目にキスをしてきた。 そしてそのまま…私のまぶたに優しく舌を這わせる…。 「え…?え…?」 「……泣いてる」