【完】先輩と保健室で




「幼なじみに…告白されてたね。」


熊切先輩がそう言った瞬間、心臓でドクンという嫌な音がした。


先輩…聞いてたの??


「あ…の…」


「………」


熊切先輩は黙ったまま、私に近づいてきて…


「先輩っ!?」


首筋をゆっくりと、先輩の指が触れていく……

そこ…勇悟に口づけされた……


「せん…ぱいっ!!」


ゆっくりと上下に動くその指に、もうおかしくなりそうだ。


「…んっ!!」


どうしよう…我慢出来なくなってきてるよ…!!


「鮎川は…あの幼なじみのこと…好きなの??」


「え……?」