これって… 熊切先輩のことが…好きってことなのかなー…?? ………好き?? 私の顔が、バッと真っ赤になるのが自分でも分かる。 好き!?私が…熊切先輩のことを…?? 自分で思った事だけど、何だか信じられないと言うか……。 「じゃあ、鮎川。また明日。」 「え…」 気付くと、もう目の前には私の家があった。 「あ、はい。明日…」 明日も…熊切先輩に保健室で会えるんだ…。 そう考えるだけで心があったかくなって…やっぱり私…熊切先輩が好きだ。 好きって…いいな。