「あははは、こいつは誰にでも素っ気ないよ!!」


そう言いながら、自分の体をバシバシ叩きながらまだ笑っている。


「俺たちは、友達だよ。な、智??」


そう言って東雲先輩は熊切先輩の肩に手を置こうとしたが、その手を熊切先輩はバッと振り払った。


「さ…智??」


「鮎川に手出すなってあれほど言ったのに…輝は友達じゃないよ。」


「そんなー!!」と言いながら、東雲先輩は熊切先輩にすがりつく。

熊切先輩は眉間にシワを寄せて、「邪魔、離れろ」を連呼している。


「まあ、智はこう言ってるけど、俺たちは正真正銘のダチだからっ!!」