「何で…輝とまた一緒に帰ってるの??」 「それは…」 「そりゃ、もう空も真っ暗だし…女子高生一人で帰るのは危ないでしょ??」 東雲先輩は、決して熊切先輩と目線を合わさないように、少し早口で言った。 「それに、うちでバイトしてんだし俺が家まで送るのが普通……」 「ちょっと待て。」 熊切先輩が、東雲先輩の話しを途中で止めた。 「鮎川…輝の家でバイトしてんのか??」