「あ……」


東雲先輩はそのまま、私の目の前にカーテンをシャッとかけた。


「うう…着るしかないのか…」


私は自分の腕の中にあるメイド服らしき制服を広げて、決意を決めた。


「東雲先輩?」


私は制服を着て、カーテンを開けて東雲先輩を探す。

そこまで広いレストランじゃないから、すぐに東雲先輩は見つかった。


「あ、小春ちゃん!」


東雲先輩も学校の制服から、私のメイド服らしき制服とは対の格好いい制服を着ている。


大体が背が高いため、ラインが入ったズボンがよく似合う。


「小春ちゃん…」


「はい??」