「んで、なに??」
「あの、熊切先輩のこと何ですけど……」
「あーやっぱり…」と言って、東雲先輩は腕を組む。
「今日、熊切先輩と朝に会ったんですけど…いきなりケーキはもういらないって言われまして…」
「智が…?」
「はい。私…何か熊切先輩に悪い事しちゃったのかなって思って……」
だんだんと、私の目頭が熱くなり上手く喋れなくなる…。
「うーん…実は、智から口止めされててね…」
「え…?」
口止め…??
「俺には言えないんだ、その事は…。でも、智は小春ちゃんの事を嫌いになったりしないよ。」
「本当…ですか?」
「本当本当!むしろ智は小春ちゃんのことが……」
そこで東雲先輩は、「おっと…これ以上はダメ」と言って話しを止めてしまった。
「そうですか…」
でも…熊切先輩の口からちゃんと聞きたいな…。
「東雲先輩、ありがとうございました!!」
「いえいえ、それより小春ちゃんって智のこと好きなの??」
……はい??



