「今までで一番いい点数でした!!」 喜びのあまり、つい声が大きくなり保健室に響き渡る。 「ほんと?」 「はい!だから、明日も明後日もケーキを持ってこれます!!」 私はそう言って、自分の拳をギュッと握りしめた。 「そっか…」 「はい!!」 ついつい私の顔から、笑顔が次々にこぼれていく。 だって、これで明日も明後日も先輩に会えるから。 なんだろ、なんで…先輩に会えるって思うだけでこんなに嬉しくなるんだろ…?? 「ふふ…」 自然と私の口から、笑みがこぼれた…。