「黙ってて。」 「先輩…っ」 先輩の顔が近くに感じ、そして今の危機的状況で目頭が熱くなる…。 「やだ、もう他のとこ行こう!!」 「ああ。」 そう言ってその人達は、暗室から出て行った。 その瞬間、身体全体から力が抜けるのが分かった。 「ビックリしましたね…」 「………。」 「…先輩??」 先輩は無言のまま、さっきみたいに私をギュッと抱きしめた。 「先輩っ!?」 力が抜けた身体に、またグッと力が入る。