「し、東雲先輩!?」 「小春ちゃん顔真っ赤だー!じゃあ、頑張ってね」 そう言って東雲先輩は、走りながら私に手を振った。 そしてすぐに、東雲先輩の姿は見えなくなった。 「イヤラシいことって…」 いやいや、ないない! 自分にそう言い聞かせながら、頭をブンブン振り回す。 「……よしっ」 私は自分に気合いをいれて、暗室の扉に手をかけた。 先輩に会って、ケーキ渡して、今日は終わり!! 「失礼しますっ!」