【完】先輩と保健室で




そのまま学校にいき、そのまますぐに放課後になった。


私は片手にケーキを持って、もう片方には鞄を持って保健室にいく。


「失礼します……」


そう小声で言って、私は保健室の扉を開けた。


いつも通り、保健室の真ん中にはテーブルと椅子が置いてある。


「先輩…??」


そう呼ぶも、保健室の中には誰もいない。


今日は勇悟は用事があるとか言って先に帰っちゃったから、私は一人で先輩を待たなきゃいけない。


「よし、まつか…」


「何を待つのー??」