やっとの思いでユウヤの家に着くと、酔いもさめたのかアヤがしゃべり始めた。

「あれ?ユウヤん家?
あー!うちら寝ちゃったんだ……ナナごめん…」
「ユウヤくんの家だよ。あたしは大丈夫」

「おじゃまします」

ユウヤがしどろもどろになりながら二階へ連れて行ってくれると、みんなは一気に倒れ込む。

「づがれだー」

さっきまで話していたアヤもベッドに横になり寝てしまった。