…にしても…どーすればいいわけ…?




…ハッ!!


忘れてたけど私教室行きたいのに…ッ!!



『くっそぉ~…でもここ何処かわかんないし…

黒李め…呪うぞコラ』


とブツブツ言いながら、歩いていると




ドンッ


『いッ!?』


誰かにぶつかった。


『あッ。すいませ…』


謝ろうとして上を向くと、そこには






黒李がいた。



「…あ、華夜ちゃんだぁ~」

ニコッと笑いながら呑気に言う黒李。



ぬわぁに呑気に笑ってんじゃ!

私は教室に行きたいのに…!!


黒李を信じて先生と教室行くの断ったのに…!!


『…黒李…?話は?何で私は鬼ごっこなんてする事になってるわけ?』

ニッコリと黒い笑みを見せながら言う。


「いやぁ~…あのねぇ?ちょっと会わせたい人がいてぇ~…みたいな?」


『ふぅ~ん?

じゃあ私が鬼ごっこする理由はなんにもないワケだぁ~…



…じゃあ~…その会わせたい人のトコに連れてってくれる~?』


「…はぁ~い」


少ししょんぼりして言う黒李。



…可愛いんだからぁ♪もぉ~♪←


とか内心思いつつ


『ほら!早く連れてって!』


と言った。