「ここの時計台の修理を担当してたの、宮下さんって人らしいですね」

「っ!?
し、知らん……っ。そんな男知らん!!
従業員のデータを調べてもいいっ。」

明らかに焦りの表情を見せた秋野。
そこにすかさず七海がノートパソコンを開く


「調べて出てきたから名前をだしたんじゃない
どうしてこの人だけ削除されてるの?」

「どこでそれを……」



うろたえる秋野に陵は決定的な言葉を放った