「にしても散々やったなあ……」 空が薄暗くなっていくのをみながら、あたしを含めた4人は寮に帰っていく。 「さらちゃんに関することもなにも手に入んなかったし、ただ遊んでただけだよね。」 七海が真っ当なことをいって、陵と勇斗は困ったようにウーンと唸った 「とりあえずさ、また振り出しに戻っちゃったワケだし、あたしたちも初心に帰ろっ」 約束の日も近づいているけれど、まだ可能性はあるんだから!!