朝、兵士から侍女から全員謁見の間に集められた。


女王であるお姉様の隣に私も座る。

「今日私達はあのスペインの艦隊と戦う事になります。とても大きな戦になるのは分かります、しかし私達は負けません!必ずあなた達と共に勝利を勝ち取りましょう!!」



「女王陛下万歳!我が国に勝利を!!」










「セシルさん…気をつけてね…?」


周りがもう出陣しているなかもう一度会いたかった。

「そんな顔をするな、必ず帰ってくる。約束だ。」


「セシルさん…約束だよ?必ず帰ってきてね?」


本当は抱きつきたいけど人がいるから



「クレア様…頬に」


「え?頬に何か」




チュッ



「せ、セシル!?」


「約束は守る。あなたも怪我をするなよ。」

そう言い残し城を出ていった。


兵士達が出ていった後の城はがらんとしていて


「王女様…私達は?」

不安な顔の侍女を励まし

「私達もこの城を守らないと!すぐに城中の扉を閉め、敵が入ってこれないようにしないと!」




必ずアイク達は勝つ


どうかお守り下さい。