「フンッ…しばらくはここに居てもらおう、私は女王に報告をしに行かねばならぬからな。おい!!しっかり見張るんだぞ!!」


「はっ!!」

「それでは私はこれで…せいぜい殺されぬ様祈りでもしてるんだな!」

家臣は笑いながら廊下に消えて行った。


部屋を見渡すとベッドがあるだけ…


窓が一つあるので覗くと塔を囲む堀に城下町が少し見える


ふと窓の近くの壁を触ると何か引っ掻いた後があった

その横にも、何か文字も書いてある