薔薇の王女

すぐに私達はメアリ様の兵により捕らえられ、

ロンドン塔に送られた。

ロンドン塔の反逆者の門を通りながら、小舟に夫と乗せられながら塔の中へと・・・

夫と共に入れられた牢は自分が頭で描いてた感じじゃなくて

家具、ベッド、普通に生活できる物があり、壁は石で出来ていたけど暖炉もあり寒くもなかった。

「これは・・・?」

つい呟いてしまった
だって反逆者として来たのにこの待遇だから

「メアリ様はあなた方をすぐに処刑しようとは考えてはおりません」

そう言いながら一人の男が牢に入ってき