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「では、こちらはこれでよろしいですかな?女王陛下。」

ウィリアムは書類を女王のフィナに見せわざわざ確認をとる

「ええ、ウィリアムが良いのなら」

そう返答すると満足そうな顔をして、書類を丸めると近くにいる者にそれを渡し受け取った者はすぐに部屋から出て行った。

私はウィリアムの人形みたいなもの

女王という立場だけど実際はただの飾りに過ぎない。そんなの分かってたこと。
おそらくウィリアムがエドワード様に何か言って私を指名させたんだと思う


この頭にかぶっている王冠も

この王座も


全ては仕組まれたものだと…

「女王陛下は本当に賢いお方です、この国の為にはやはりあなたが女王になられて良かったのです」

よくそんなことを!!

全て自分の欲望の為に…私とギルフォードを結婚させたのに