レオはまだ心配そうな顔をしてる、

「本当に大丈夫よ、いいからもう下がって!!」

私はそう言い放つとベッドに上り布団を頭からかぶった。

「……分かりました。出過ぎた事をしてしまいすみません、失礼します。」

そう言って部屋を出て行く音がした。

私は天井を見つめながらこれからどうするか考える、

「弟はあまり長くない、その次に王位継承権を持ってるのは私・・・なってみせる、私はヘンリー王の長女よ。絶対誰にも王位を渡さない。」


そう。誰にも渡さない

邪魔をするなら誰でもあっても許さないわ。

たとえ



たとえ妹だったとしても