・・・アタシは 入れ違いに教室に入る。 そして アタシに気づいたアイツはニッコリ笑って言った。 「遅かったな?」 アタシは何も答えず そのまま教室の中へと進む。 もう彼しか残っていなくて とても静かだ。 同じ教室のつくりでもクラスが 変わるとなんか雰囲気が違う。 落ち着かない。 いや、落ち着かないのは それだけのせいでもないけれど。