アタシはもう 何も言えなくなって 椅子にかけたセーターを 再び取って慌てて着ようとした。 「そんなん着たら・・・ 風邪ひく」 そう言いながら西院くんは アタシの手を止めた。 「そっ・・・そんな事、言うて 本当は着せたくないんやろっ!」 「本心は・・・そうやけど?」 ニヤッと笑ってアタシから セーターを取り上げる。 わっ・・・。 ダメだ・・・。 押し倒されるのか? アタシっ?!