あ、そうなんですか・・・。 自分の立場を上手に 利用してるんですねぇ。 ・・・とこころの中で思う。 言ったってどうせ負けるから。 「・・・っていうか なんでそんなに濡れてんの?」 西院くんはそう言いながら 近づいてきてアタシの髪に 手をやる。 アタシは一瞬ドキッとする。