でも放置した俺が悪いよなぁ~…。



自分勝手なのはわかってるけど。



「ご飯奢るから食いに行こう?」

「いいの!?」

「うん、メシデートね」



ニコ~っと笑ったスミレと外に出て、近くのファミレス。



満たされない…。



「キスくらいじゃ全然足んね~…。しかもデートとか言って、俺ジャージだし」

「上だけじゃん。下も作ったの?」

「セットアップだけど下は何でもアリ」

「見たいなぁ~、陽ちゃんのダンス姿」



見せらんないから!!



あの中じゃ俺がいちばん下手だし…。



「文化祭になんかやらなきゃなんないからそん時まで秘密」

「楽しみにしてる!!」



この笑顔見てると、なんだか満たされる気もするし…。



今日は俺の反省も込めて、自粛しよう…。



次は食べちゃうけどね。



「ちゃんとしたデートがしたいよ、陽ちゃん」

「考えときます…」

「かまってくれなきゃ、どっか行っちゃうかもよ?」

「ムリぃ~…。がんばるよ、俺…」



ダンスと恋愛の両立、がんばります!!