自分の部屋にたどり着くと、向かい側の汐の部屋のドアにふと目が行く。
「電気、まだ点いてるな。」
関係者席を取ったとはいえ、時間とお金を自分達のライブに使ってくれたんだから、礼の一つも言っとかなきゃな。
優太はそう思い、一応汐が起きていることを確認するために携帯から電話をかける。
コールをかけたまま、素早くカプリの煙草を取り出し口に運ぶ。
なかなか出ない汐に、電気を点けたまま寝たと確認した優太は通話を切ろうとボタンに手を延ばすが…
「電気、まだ点いてるな。」
関係者席を取ったとはいえ、時間とお金を自分達のライブに使ってくれたんだから、礼の一つも言っとかなきゃな。
優太はそう思い、一応汐が起きていることを確認するために携帯から電話をかける。
コールをかけたまま、素早くカプリの煙草を取り出し口に運ぶ。
なかなか出ない汐に、電気を点けたまま寝たと確認した優太は通話を切ろうとボタンに手を延ばすが…



