【完】最期の嘘


別れはいつも突然に
舞い散る桜のように

心が流す涙さえ
拭うことも出来ない


ゆらゆら、ずっと想ってる
心がそっと鼓動する

掴んだその掌に桃色が広がる


想いの支え、君しかいなくて
とめどない愛してるの想いの居場所もなくて


帰る場所は今はもうなくて、たださ迷う心を守って
君しかもう、僕の想いのフィルターの奥にいないよ



出会いはそうさ突然で
煌めく星の夜のように

心が溢れるものさえ、止めることも出来ない


ひらひら、ただ落ちてく
心がそっと停止する
離したその掌に、涙色が滲んでく


帰る場所を見失っていて、ただ傷付く心を包んで
君しかもう、僕の愛の箱の鍵は閉じれないよ



いつかまた何十年先に、笑う未来の夜を



帰る場所は今はもうなくて、さ迷う心を守って

君しかもう、僕の想いのフィルターの奥にいないよ


帰る場所を見失っていて、ただ傷付く心を包んで

君しかもう、僕の愛の箱の鍵は閉じれないよ……



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